はてブホットエントリに入るために考えたこととその結果、またその動機についてのレポート

先日この記事を書きました。


無料で読める出版社発Web漫画のオススメ10選 - フラン☆Skin はてな支店


お陰様ではてブ数も当サイト初の700超えにまでなりましたが、そもそも今回はホットエントリに入るように記事を書いたので狙い通りだと言えます。
それでは何故それを狙ったのか、またそもそも記事を書いた動機は何なのかを軽くレポートしてみます。

記事を書いた動機

  • 埋もれている面白いWeb漫画をみんなに読んでもらいたい。


動機はコレですね。自分が面白いと思うモノを色んな人に読んでもらいたいというのはオタクの性だと思います。それにモノはWeb漫画です。誰でも読めます。
そしてそのキッカケですが、友人のヤマカム管理人の山田さんの発言からです。



かなり漫画を読んでる彼ですらWeb漫画はアンテナ圏外なので、これは私が知っている範囲でも殆どの人が知らないのでは? という結論に達しました。
本家サイトで毎日更新チェックして宣伝してるけど、そもそも漫画の内容が分からないとクリックして読もうとはしないでしょうし、簡単にでも紹介する記事を書く意義はあるのではないかな、と思った次第です。

狙った読者層

漫画好きには大まかに分けて3つのフェーズがあると仮定しました。

  1. ワンピースや進撃の巨人って面白いよね!
  2. 最近ドリフターズっていう面白い漫画見付けてね…
  3. コミケでは艦これエロ同人誌が豊作じゃー!


今回狙ったのは2番目の層です。当然1番目の層の方が人口が多いのですが、3番目の層の住人である私にとって遠すぎてアプローチの仕方が判らないので2番目の層を狙いました。
1番目の層には「ワンパンマン」あたりが受けそうなのは判ってましたが、2番目の層を狙った方がはてなーには受けて拡散するだろうと予想したので問題ないかな、と。実際予想通りでしたね。

タイトルの決め方

一番始めに考えたのはタイトルです。ぶっちゃけタイトルが良くないとクリックすらして貰えませんから具体的な記事を書くよりも先にタイトルを考えました。
その時に入れるべきと考えたフレーズは…

  1. 無料 or タダ or 0円
  2. 出版社
  3. Web漫画
  4. ○○選 or 選んだ○○作品


1番目は気軽さを前面に出すために入れましたが、タダや0円はちょっと俗すぎる言い方なので出版関係者も良い顔をしないだろうと考え、結果として無料をチョイス。
2番目は面白さが担保されてますよ、というアピールのために入れました。
3番目はWeb漫画だからクリックしたらすぐ読めますよ、という訴求を狙ったフレーズとして入れました。
4番目ははてなのホットエントリ入りには必要だろうと、それっぽく纏めました。

作品のチョイス方法とその紹介の順番

チョイス自体はそれほど難しくありません。自分の観測範囲内にあるものから「面白く」「ここ最近のモノ」「メジャーじゃないもの」という縛りを入れて選びました。だから「ワンパンマン」や「ばらかもん」を入れてません。入れてない理由は上述したように狙った読者層から逆算したからです。
また、一応観測範囲も少し広げて探してもみた所「ちくちくぬいぬい」を見付けることが出来たのは嬉しかったです。
「ニンジャスレイヤー」も入れようか迷ったんですが、あれはコンプティークコンプエースでも連載しているから純粋なWeb漫画と言えませんし、何よりtwitter([twitter:@njslyr_ukiyoe])での連載ですから読むのが面倒なんですよね… twitterは漫画ビューアとして致命的なほどに使いづらいのです。


順番は重要です。
初めに読者の心をゲットしないと他の漫画も読まれないので、多くの人に「おっ!?」と思って貰えるだけの作品をまず初めに紹介せねばと思い「ストレッチ」をもってきたんですが、想像以上にハマりました。
次の作品もはてなー「うんうん、わかってるじゃないか」と思われるため、最近はてブが付くことが多い「アナーキー・イン・ザ・JK」を入れました。
ここまでくれば後はこっちのものなので残りは適当に並べました。

紹介の仕方

漫画の紹介は画像を引用しないとクリック率がすこぶる低くなる。
これは10年以上サイト運営をしてれば嫌でも判ります。という訳で公開されているWeb漫画から作品の内容が分かりそうなコマを切り抜いて貼り付けました。
紹介文は判りやすく無駄な装飾をしないようにしました。特に「ストレッチ」の作者さんに関しては色々とあれなのでスルーしたんですが、ブクマコメントに氾濫することになるのは予想外でしたが。


結びの発言は私が知らない作品やWeb漫画サイトかそのまとめを紹介してくれるかな、という意図があったんですが事実その通りになりました。ありがとうございます。

更新時間とtwitter

サイト更新しても初速がダメだとホットエントリ入りは難しいので、平日の昼に更新した後のはてブ数が低かったので夜にも誤字脱字の修正も兼ねてtwitterで更新情報を流したら、そこから一気に広まりましたね。やはり昼と夜の最低2回はtwitterに流さないとダメかと。

結果

はてブのホットエントリ入りは叶ったんですが、予想以上にストレッチに人気が集まりすぎたのが誤算でした。いや、悪いことじゃないんですが、もうちょっと他の作品に目が行くと思ってたので。
それと意外と緑のルーペさんにも注目が集まってましたね。コアなファンはいたけど「こいのことば」は知らない人が多かったということでしょう。他にも色々と作者や作品名を知っててもWeb連載してたのを知らないって人もやっぱりそれなりに居て、やはり記事を書いて良かったな、と思いました。


「面白い漫画があるよ!」と紹介してそれを知って貰うことには成功したのですが、問題はそれを継続的に読んで貰う方法が現実的にないということですね。
私は可能な限り欠かさずチェックして本家サイトで紹介してるんですが(←ステマ)、それでも私の趣味と合う人にしか受けないでしょうから不十分ですしね。
読みたい作品が更新されたらtwitterの@でお知らせしてくれるサービスとかあれば便利なんですけどね。それを考えるとpixivコミックは作品を「いいね」すれば、その作品の更新をお知らせしてくれる機能があるので便利だと思います。
何かサービスがあればなー(チラッチラッ