「イラスト捕捉サイトにはどうやったら見付けて貰えるんですか?」

と即売会で会った絵師さんにたまに聞かれるので、いっそのことブログに書こうかな、と。

■新しい巡回先の見つけ方

Interview with Webmasters | 『萌えミシュラン / 萌えミシュラン
http://interviewwith.blog44.fc2.com/blog-entry-9.html

参考までにまずは萌えミたんの見つけ方が載ってたので。でも去年のだからあまり参考にならないかも。
ここ半年で私を含めて同種のサイトを運営してる人にオフで聞いた所、全員が


「pixivで見付けてます」


という返答でした。
昔は色々と見付ける方法があって、それが捕捉サイトの色になってたんだけど、今現在だとpixivに集約されてる感じですね。
まぁ、pixivでもランキングから探すか、タグ検索から探すか、お気に入り絵師さんがブクマしているイラストを辿るとか色々と方法があるので個性は多少出ますけどね。
取りあえずお気に入りの絵師さんを登録して、外部にブログとかを持ってたらそっちも登録という流れが主流かと。


ちなみにCG定点観測の人はよく判りません。あの人は謎。

■巡回方法

比較的最近にサイトを始めた人ほどRSS依存度が高いです。むしろRSSを配信してないサイトは巡回しないという人も居ます。
古い人ほどローテクで、はてなアンテナとかWWWCとか過去の財産を使ってたりします。ちなみに私は全部使ってます。


基本的にRSSを配信しているサイト」が一番喜ばれます。
逆に嫌われるサイトは「フレームを使っているサイト」です。
特にWWWCを使っている人に取っては蛇蝎の如く嫌われてます。(笑)
理由はWWWCへの登録が面倒なのと、フレーム構成が急に変わった場合そのことに気付けなくてそのままずっと捕捉漏れになるからです。
一番酷かったのは入り口→フレームページ→更新するページは0810.htmlと定期的にURLが変更されるページというサイトでした。いじめかと。
フレーム内部にブログを格納するサイトも嫌われますね。RSS購読しててもトップページが違うんだったらどこにリンク貼れば良いのか判りませんから。
無駄に入り口があるページはユーザビリティ的にどうかと思いますが、ここでは本題ではないので割愛。


それと個人的に忍者ツールのテキスト広告が出るアクセス解析を使ってるサイトは鬼門です。あれだけは回避不可能なんで。

■選ぶ基準

そのサイトの管理人によってマチマチです。
・塗りが綺麗なイラストを選ぶ(線画は不可)
・特定のジャンルのみ選ぶ
・旬のジャンルに力を入れて選ぶ
・Web漫画のみを選ぶ
・エロいのだけ選ぶ


まぁ、管理人の趣味嗜好と合うかどうかじゃないですかね。極端な話、私が漫画喫茶でダイの大冒険を読んだその日にマァムの絵があったらついリンクしちゃう、みたいな事もあるんで。(笑)
でも基本的にクリック率解析の結果から考えると、旬のジャンルで面白いモノが一番クリックされて、他所のサイトでも捕捉されてますね。最近だとコードギアスR2最終回直後のコードギアスネタのサイトは軒並み他のイラストに比べて倍増してました。


逆に私の場合だと敢えて捕捉しない場合もあります
例えば「YouTubeで新番組を見た記念に描いた」とか「東方やったことないけど流行ってるので描きました」とか炎上しかねない事を日記とかで書いてたらリンクして無駄に炎上を煽るようなことはせずに、Web拍手とかでやんわり注意するなりして初期消火に努めたりも。
偽善だとは思いますが、好きな絵師さんが下手に精神的に参って絵を描かなくなるってのは残念なんで。偽善というよりむしろ利己的なだけかも。

■まとめ

散々書いておきながら何ですが、イラスト捕捉サイトに紹介されるってのはそれほど拘る必要ないと思うんですよね。
アクセスが欲しいとかなら多少拘っても良いと思いますが、身内だけで楽しくやるならむしろ変な閲覧者が増えても煩わしいだけだと思うんで。
実際私も過去に紹介したサイトに「紹介されて人が増えて厨房も増えて迷惑を被ってるので過去ログを含めてリンクを削除して、今後も一切リンクしないで下さい」とメールを頂いたこともありましたからねー…


まぁ、それでもラノベイラストレーター探しの主流がネットに移った昨今、プロになるにはネットで知名度を上げるのもまた一つの手段かも知れないから、そういった意味ではイラスト捕捉サイトを有効に「使う」ってのも手かも知れませんね。
そのために現状で一番有効な方法を纏めると、

  1. pixivで描く
  2. RSSを配信するサイト(ブログが一番現実的か)も運営する

になるんじゃないかな、と。


色々ぐだぐだと書き綴ってきましたが、結局はやりたいようにやるのが一番だと思いますよ。サイト運営も絵を描くのもやってて楽しいのが一番です。
このエントリがその為の一助となるのなら幸いです。