ここ最近の「小説家になろう」の書籍化作品

うきせくさこ[【告知】書籍化のお知らせ]
http://mypage.syosetu.com/mypageblog/view/userid/97872/blogkey/743946/

この度「ヒーロー文庫」にて「最新のゲームは凄すぎだろ」
(旧題:「最新のMMORPGは凄すぎだろ」)が出版されます。
現在ネット予約が開始されていて、9月30日に発売予定です。


おめでとうございます!
2ヶ月前に紹介したんですがまた書籍化ですよ。
我ながら打率高い。
しかしヒーロー文庫さんは相変わらず良いトコ引いてきますねー



元々のあらすじはこんな感じ

世界初のVRMMORPG「Another World」をプレイする少年はゲームでは無く、似た異世界にトリップしているのだが全く気付く事がない。そんな彼が巻き起こす行動に次第に周囲は誤解を重ねていく……。 異世界とは気付かずにゲームをしている混沌(ケイオス)という名(のキャラクター)を持つ少年と異世界の人間達の勘違い系ファンタジー


で、書籍版のあらすじはこちら。

友人が一人もいない高校生。彼は友人を作るために同級生が話題にしていた世界初のVRMMORPG『アナザーワールド』のクローズドβテストのテスターに応募、見事当選する。
しかし同級生はテスターに落選してしまい、結局彼は一人で『アナザーワールド』をプレイすることに。
彼が『アナザーワールド』をプレイすると、ゲームのサポートAIでテミスという少女と出会う。
彼女に誘われ、現実と見紛うような仮想世界『イストピア』へと転移する。
だが実際には仮想世界ではなく、仮想世界と酷似した本物の異世界『イストピア』に彼は転移していたのだった。
しかしゲームの機能がそのまま使えて現実世界に戻れる上、あまりにゲームの世界と酷似している世界であるために少年は異世界へ転移したことに全く気付かない。
彼はケイオスと名乗ってゲームだと思って行動し、魔物に襲われていた村娘を助け、この世界に影響を与えていくのだった。


まさかの主人公のぼっち度アップ! ヒドイ!


「VRMMO」「βテスト」「異世界転移」と小説家になろうに受ける要素を投入しておきながら、主人公本人はゲームをプレイしているつもりという勘違い系コメディという独特な設定が面白い作品です。
アレクシアお嬢様が可愛いのでそこは改変して欲しくない所。というか1巻でそこまで行くのかしら。
この作品はアレクシアお嬢様が登場してからが本番だと思うの。


そしてもういっちょ書籍化案件が。


自宅警備兵[書籍化のお知らせ]
http://mypage.syosetu.com/mypageblog/view/userid/290193/blogkey/737320/

皆さんお気づきだとは思いますが、
角川スニーカー文庫様より、このたび、『この素晴らしい世界に祝福を!』が10月1日に発売される事となりました。


まさか角川スニーカー文庫が引き抜くとはなぁ…
最近角川スニーカー文庫は25周年を機に色々と変わろうとしてるからその一つなのかも。



ちなみにこちらは特設サイトも出来てます。


しかしMFブックスとは違って既存レーベルのままで文庫サイズでの発売なのでヒーロー文庫とがっぷり四つってトコなのかな。
それにしてもホントどんどん引きぬかれていますね。
これはもうラノベ志望者は取り敢えず「小説家になろう」に投稿するのも有りなんじゃないかな… エロゲーを作る前に同人でやってみる、みたいな感じで。


そういえば敷居亭夏コミ新刊『最前線』で「無職転生」の理不尽な孫の手さんがインタビューで答えてたけど、ラノベの賞で落選してたんですね、孫の手さん。
それでもあんだけ人気作が生まれるんだから判らないものです。ラノベの賞で落選した人も取り敢えず「小説家になろう」に投稿するのも有りなんじゃないかな、やっぱり。