私が「食わず嫌いの30代男性」に薦めるラノベ5タイトル
書店員が「食わず嫌いの30代男性」に薦めるラノベ10タイトル | 日刊SPA!
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直ってました。まぁ、何故か1の下巻へのリンクでしたが、おっさん自衛官が表紙の上巻よりも美少女三人の下巻の方が見栄えがいいから問題ないよね！
ゲート―自衛隊 彼の地にて、斯く戦えり〈1〉接触編〈下〉 (アルファポリス文庫)
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それはともかく、はてブコメントでも散々ツッコミ入れられてましたけど複数の書店員さんが参加しているからか焦点がブレている印象が…
という訳で私一人が薦めることでブレがないラインナップに挑戦デス！ 二番煎じとか言っちゃダメです！ 実際その通りなんだから！
そもそも「食わず嫌いの30代男性」といっても、
- 一般文芸は読むけどラノベは読まないんだよね。（文芸至上派）
- そもそも漫画やラノベとかってフツー読まなくない？（リア充派）
- 漫画は読むけど活字は読まないんだよねー（活字を読むと眠くなる派）
- ラノベ？ あぁ、アニメが面白かったら読むよ（ラノベはアニメの原作でしょ派）
- スレイヤーズは面白かったよね（昔は読んでいた派）
と色々分かれそうなだけに、それぞれに対応したタイトルを薦めるべきだと思うわけですよ。
ですから現在進行形な作品の中からそれぞれに最適だと思われる一冊を独断と偏見でチョイスしてみました。
ビブリア古書堂の事件手帖（メディアワークス文庫）
ビブリア古書堂の事件手帖―栞子さんと奇妙な客人たち (メディアワークス文庫)
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文芸至上派向け。レーベルそのものは一般書籍向けですが中身は完全にラノベです。一般文芸の皮を被ったラノベです。作者も元ラノベ作家ですし。一昔前なら「砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけない」あたりがお薦めする所ですが今だとこの作品でしょう。
あらすじとしては鎌倉の古書店を営む栞子さんが謎を紐解くミステリー風の作品です。古書がたくさん出てきますので一般文芸を嗜んでいるとかなり面白く感じるかと思います。主人公の大輔が読書アレルギー（トラウマ持ち）なので毎回薀蓄が挟まれるのでそういった意味でも読み応えがあります。
多分文芸作品好きな男性には栞子さんのキャラクターは理想的と言えると思います。ちなみに月９のドラマはＸＥＮＯＧＬＯＳＳＩＡと言う副題がついた別作品です。
なれる！SE（電撃文庫）
なれる！SE 2週間でわかる？SE入門 (電撃文庫)
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リア充派なあなたに。リア充なら社会人経験が豊富でしょう。そしてその経験を積んでいればいるほど理不尽な目に遭ったことがあると思います。そしてこの作品はそういった経験があればあるほど共感する所が多々あるのではないでしょうか。
あらすじとしては桜坂工兵が就職した先は万年デスマのIT企業。新人SEとして失敗と挫折から始まる成長物語であり、室見さんという見た目中学生なのに凄腕エンジニアなヒロインに萌える作品でもあります。
エンジニアという気難しい生物を相手にするはコミュ力というものが必要であることが判ります。そういったコミュニケーションに関してはリア充な人たちがよくわかっているでしょうし、だからこそ共感出来ると思います。ちなみにリンク先はリア充っぽくKindle版にしてみました。
のうりん（GA文庫）
活字を読むと眠くなる人に最適！ イラスト多めな上にイラストの使い方が非常に斬新かつ巧みです。活字という意識がかなり薄まる作品です。
あらすじとしては岐阜の農業高校に通う耕作が幼馴染と親友に大好きな元アイドルの少女たちとバカやりながら真面目に農業をやる変態的な作品です。
パロディー要素がかなり入っている上に総じて下品なので好みは別れるでしょうが、それさえ乗り切ればかなり楽しめます。農業ネタは真面目なので最新５巻では涙を流す可能性も大です。
ソードアート・オンライン（電撃文庫）
ソードアート・オンライン〈1〉アインクラッド (電撃文庫)
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ラノベはアニメの原作と思っている人は読んで認識を改めて欲しい作品です。昨年大ヒットしたソードアート・オンライン（SAO）のアニメですが原作から削られているところが多々あるんですよね。
あらすじとしてはVRMMOに取り込まれた主人公キリトがアスナたちと共にゲームをクリアし、その後もVRMMO絡みの事件で活躍していく俺TUEEE的な作品です。
アニメを見ていればその面白さが分かるでしょう。そして原作を読めばアニメでスポイルされた萌えを更に味わうことが出来るでしょう。リズベット編は原作で読んでこそ味があります！
ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか（GA文庫）
ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか (GA文庫)
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スレイヤーズでラノベが止まっているなら是非この作品を！ 今現在だと学園で部活やりながらラブコメが主流ですけど昔はファンタジーで冒険が王道だったんですよね。今ファンタジーが復権してきてますがそんな中でも新進気鋭のダンまちをチョイス！
あらすじとしては迷宮都市オラリオにやってきた元農民の少年ベル・クラネルが既存のファミリアに門前払いをされてる中で出会った構成員0の零細ファミリアの主神である女神ヘスティア。不純な動機で始めた冒険者稼業は絶体絶命のピンチを救ってくれた第一線の美少女冒険者アイズに出会うことで一気に加速！ 挫折と失敗から這い上がる成長物語です。
シンプルに面白いです。ベルくんが母性本能をくすぐるタイプで読んでいると応援してきちゃうんですよね。時代が一周した感じの作品なので昔は読んでいたけど今は読んでない人に丁度良いと思います。
とまぁ、色々と薦めてみましたけどこの記事は一体どれだけの人が読んでくれるんでしょう。この記事読みそうな人は大抵読んでそうな気がしますが… 「食わず嫌いの30代男性」にこの記事を読んでもらうためにオラにはてブパワーを分けてくれ！
