マンガ大賞2017受賞「響 〜小説家になる方法〜」作者の柳本光晴さんこと同人サークルTTTのミハルさんについての思い出とか

ミハルさんおめでとうございます!
ブログで散々自虐的なネタを書いておきながらマジで受賞するとかギャグが高度すぎるよ!
でも、そういうのをひっくるめてミハルさんらしいんですよね。

響 〜小説家になる方法〜」について


ざっくり簡単に説明すると「圧倒的な才能を持った天才が、凡才や秀才を作品や物理でぶん殴る」作品です。
主人公の響のキレッキレな言動には震えがくるんですよ!
現在ビッグコミックスペリオールで連載中。


ちなみにロースおじさんがとてもいい感じにレビューしているので、是非そちらも御覧ください。

【ロースおじさんのとんかつ教室】「響」 | ヌートン 新たな情報未発見メディア

同人サークルTTTの同人誌

私が知る限りだと、確かひぐらしの同人誌を描いていたことがあるらしいんですけど当時はサッパリ売れなかったらしく…
その後京アニの「涼宮ハルヒの憂鬱」が沸いた頃にハルヒの同人誌ハルヒかわいい」シリーズを出して、一世を風靡したんですよね。

私が知り合ったのも丁度この頃でしたね。
私は今でも変わらないけど、当時から即売会で直接「貴方のマンガ、超面白くて好きです!」と伝えて仲良くなることがあって、一緒に飲んだりとか行ったりしましたねー
まぁ、当時のハルヒ同人面子で今でも連絡取って飲みに行くのってニリツさんくらいだけど。


で、ハルヒ同人誌「ハルヒかわいい」でブレイクしてからも色々描いててハルヒ以外の二次創作同人誌を描いたりも。



私が持っている同人誌だと東方Projectとか咲-Saki-といった百合系の作品にも手を出してましたね。
ハルヒ同人誌で長門と朝倉さんの百合本をだしてたけどマジで百合もいけるんだ、と驚きましたがそれ以上に驚いたのは各種エロ同人誌でしたね。



おおきく振りかぶって」のモモカンや「もやしもん」の長谷川遥とか題材自体もマニアックですが、それ以上にむわっとしたワキ毛生えまくりのワキコキとかネタが高度で濃度も高いというか。
何というか、その、異彩を放ってましたね…!


そしてミハルさん渾身のオリジナル作品がこの「日菜子さん」シリーズです。



天才少女とイケメン彼氏のラブラブモノという「響 〜小説家になる方法〜」に通じる作品ですね。
ちなみにこの日菜子さんとイケメン彼氏の野々宮くんですが商業での読み切り「関口さん」にも脇役として登場しています。
この読み切りは「きっと可愛い女の子だから」に収録されていますので「日菜子さん」シリーズが好きな人には是非読んで欲しいです。



柳本光晴さんとしての作品履歴

同人誌「日菜子さん」シリーズが一区切りつきそうな頃にビッグガンガンで何本か読み切りを描くもそこでは単行本にも連載にもならず、月刊アクション「女の子が死ぬ話」を描いて連載デビュー


女の子が死ぬ話 (アクションコミックス)
双葉社 (2014-04-30)
売り上げランキング: 1,175


ハルヒかわいい」を知っていただけの人はその壮絶な内容に当惑しつつも面白さに震えていましたね。
その後はビッグガンガン掲載分を追加して短編集「きっと可愛い女の子だから」を出し、そちらも人気も出たみたいなんですがそこで徳間書店は何を思ったのかそのまま放出。
次は小学館からアプローチを受けてスペリオールで始めたのが「響 〜小説家になる方法〜」です。



連載開始以降は読み切りも同人誌も描かず、ずっと「響 〜小説家になる方法〜」一本ですね。
たまにブログでコミティアで同人誌出したいとか言ってますが。(笑

柳本光晴さんこと同人サークルTTTのミハルさんについて

以前ブログでもサラッと書かれてましたが若い頃に某出版社でバイト編集をされていたんですよね。
そのせいなのか、同人作家だけで終わるつもりはサラサラなかったように思えます。


実際同人時代に何度か一緒に飲んだ時に感じたんですが恐ろしく向上心がある人でしたね。良い意味で貪欲です。
ハルヒ同人誌を描いていた人は多いですが、才能はあれども商業に行かなかった人も結構な数を見てきました。
そんな中、ミハルさんは漫画が面白かったけど、それ以上に「売れたい」「人気が欲しい」という向上心が強かったように思えます。
もちろん、それは「壁サークルになりたい」みたいな小さな世界の話ではなく「(ワンピース並に)商業で売れに売れたい」というレベルの向上心です。
多分、作家としてミハルさんが持つ一番の才能はこの向上心だと思います。


そして同時に画力に対するコンプレックスも持っていましたね。
何度か自虐的なネタにしてきましたし、今回の受賞スピーチのネタにもしてきたようですが。(笑
素人目には充分上手いと思うんだけど、たしかに所謂萌え絵とは別ベクトルの上手さですしね。
恐らくミハルさんは自分が考える最高に可愛いヒロインを描けるだけの画力が欲しいのではないでしょうか。
響も純粋にミハルさんが考える最高に可愛い女の子を描いているだけみたいですしね。


あと、向上心とコンプレックスのせいなのか権威的なモノに弱いですね。(笑
「このマンががすごい」に載るかどうか気になってたようだし、今回のマンガ大賞ブログでスピーチ原稿をネタで書いてたくらいだし。(笑
その中で語っていた

…僕は、同人誌出身なので、今までに新人賞とかの、漫画家になるためのきっかけとなる賞を頂いたことがなく…
それが自分の中でコンプレックスでもあって。いまだに、自身が漫画家という自覚があまりないままに漫画を描いていたのですが
(会場笑い)
今回、僕にとって、初めての漫画の賞を頂けたことで、ようやく自分が漫画家なんだと自覚できた気がします。


とかは割りと本音じゃないかな、と思います。


とても良い作家さんだし、才能もあるんですが、ちょっと変わった人であったことは確かです。
その… むわっとした匂い立つワキ毛フェチとか… 色々な意味で…

オマケ

ミハルさんと僕。

例の本を買いました。例の。

「このマンガがすごい」


いち、漫画ファンとしてね。個人でも一応漫画なんかを描いて、今年は単行本もだしましたけど、そういうのは全然考えなかった。そういえばこの手の本買ったことないなあと思って。なんとなく。初めて買った。


(中略)


しかし、あれだな。同人時代、知り合った評論系のサイトしてる方とかもランキングに参加されてて、というかフランスキンさんとか、知り合いなのにがっつりスルーされてたな。
手心なしという。なるほど。この本は信頼できる。

例の本 | 同人サークルTTT


いやー、あの時は申し訳ないというか。(笑
響 〜小説家になる方法〜」は超面白かったので投票するつもりだったんですが、その時には審査員からがっつり外されていましてね…

オマケのオマケ

ビッグガンガンで読み切りが載った頃に即売会でゴルゴさんと二人して会った時の会話。


ミハル「今度は○○ッ○ーに持ち込もうかと思うんですよ」
フラン「○○ッ○ーですか…」
ゴルゴ「あそこは…」
ミハル「え? ダメですかね?」
フラン「いや、あそこは△□寺とか面白い作品はあるんだけど… 数巻で終わってしまう作品が多いというか…」
ゴルゴ「そうそう」
ミハル「そうかー 外側から見るとそう感じるんだー…」
フラン「?」
ゴルゴ「?」
ミハル「実は昔、数年ほど○○ッ○ーでバイト編集をしていましてね…」
フラン「Σ( ̄□ ̄;)」
ゴルゴ「Σ( ̄□ ̄;)」


今となっては良い思い出です。(多分

早く単行本が出て欲しいエロ漫画家4選

2017/02/19 末尾に追記


先月末発売のX-EROS巻末にこんな広告が載ってました。



冨士やまさんのエロ漫画がついに初の単行本化!
いやー、これはめでたいですね。

ないしょごと (WANIMAGAZINE COMICS SPECIAL)


富士やまさんのエロ漫画はデビューの頃からJKだったんですよね。



その後も援交から同級生までJKモノが多かったので、JKまみれの単行本になりそうな予感!
富士やまさんの絵柄はエロさもさることながら可愛さのパラメーターが抜群に飛び抜けている漫画家さんなのでJKモノはぴったりだと思うんですよ。
こんなに可愛い絵柄を見てると、エロマンガ先生って呼びたくなりますよね!(←


エロマンガ先生(1)<エロマンガ先生> (電撃コミックスNEXT)


しかしエロ漫画は中々単行本にならないんですよね…
富士やまさんだってデビューしてから4年近く経っての単行本化なんだよなぁ…


他にも単行本化されてないけどお勧めしたい漫画家さんが沢山いるんですよね。
という訳で(?)、まだ一度も単行本化されてないけど2017年には単行本化して欲しいエロ漫画家4人を紹介したいと思います!

藤丸:Twitter


快楽天で描かれているし、twitterでもたまに上記の画像が流れてくるので知っている人もソコソコいらっしゃるかと思います。
絵は上手いし女体もエロいんだけど、それ以上に漫画が面白すぎて困るエロ漫画家さんです。
抜こうにも読んでると笑ってしまって抜けないというアンビバレンツ!
でも、面白いんだよなぁ…


そんな藤丸さんがデビューされたのは恐らく快楽天2009年3月号「初熱のシュガースノウ」だと思います。




この頃はまだ普通のエロ漫画だったんだけど、一体何故こうなってしまったのか…(笑
ちなみに同人誌では逆にエロ漫画以外も描かれたり、ラノベの挿絵とかも手掛けてたりと仕事内容は結構手広いです。


銀河戦記の実弾兵器<アンティーク> 1 高校生の俺が目覚めたら宇宙船にいた件 (オーバーラップ文庫)



既に掲載作は10作は越えているので2017年に単行本が出る可能性は非常に高いと思います! というか出て欲しい!


幾花にいろTwitter


アンスリウムがメインの活動の場だったと思うんですが、最近は快楽天でも仕事をされ始めたので知名度が上がってきた作家さんです。
アンスリウムの方がページ数が多いので濃厚なエロが楽しめるのですが、快楽天の方も油断できません。
何というか幾花にいろさんのエロ漫画は妙に生々しいエロさがあるんですが、快楽天の方は設定的にその生々しさが増すんだよなぁ…



COMIC快楽天 2016年10月号に載っている「咬合」なんてモロに名古屋駅が出てるし。
名古屋駅が身近な人間としては妙に生々しく感じて、現実との地続きのエロが感じられるというかね。
うん、エロい。


アンスリウム快楽天での作品数を考えると、合計するとそろそろ単行本出てもおかしくないんだけど出版社違うからなぁ…
でも、できれば早く出て欲しい…!
ちなみにアンスリウム掲載分はDMM電子書籍で単話で買えるので待ちきれない人はそちらを買うこともお勧めします。


この秘密シリーズの続きを早く読みたいんですが…
いつになったら最新話が出てくれるのだろうか…

あかなぎTwitter


あかなぎさんはコミック高で黒タイツJKをメインに描いてくれる作家さんなんですが、コミック高が商業デビュー作になります。
あかなぎさんは二次創作エロ同人誌の頃からファンなんですが、エロ漫画家としての才能が飛び抜けて高いです。
もうね、エロい。とにかくエロい。何はなくともエロい。
ラブラブちゅっちゅするエロ漫画を描かせたら右に出る者はいないんじゃないかと思うほどにエロい。
アングルから表情、脚にお尻に指先に至るまでエロい。
エロ漫画家としてのパラメーターがエロに振り切れている漫画家なのです。


個人的にあかなぎさんのエロ漫画で好きなのは女の子の絶頂シーンですね。



そして行為中に何度も絶頂するという流れがとても良いのです!


私としては「女の子らしくなりたくて」が一番オススメです。

30代リーマンがJKと出会って懐かれてエロいことをするという、ドリーム感溢れる最高にエロい漫画です。


とはいえまだ4本しか掲載されてないので、2017年中の単行本化は難しいかもですね…


40010試作型Twitter


恐らくデビューは快楽天2012年7月号の「ヨヨギマドモアゼル」です。
つまり快楽天でデビューされてからもう5年くらい経ってるんですが掲載が不定期なため未だに単行本化されていないんですよね。
同人誌の題材がToLOVEるの美柑やこのすばのめぐみんが多いことから分かるようにナイムネなエロ漫画が多いです。


また、その特異的というか特徴的というか、素晴らしいところがなし崩しでエロという展開でしょう。
何というか全体的にそうとしか表現できない展開でエロいことになるんだよなぁ…


人は選ぶと思うのですが、私はこれがすこぶる好きでして!
エロくてエロくてたまらないと思う訳ですよ!


ちなみにここ1,2年で一番好きなのはCOMIC快楽天 2015年8月号「ユイユルイ」ですね。



童貞少年がヤリマンに童貞を食べられちゃうお話です。
こういった童貞の捨て方も一つのドリームだと思うんだ…



(2017/02/19 追記)
40010試作型さんの単行本が来月発売の模様です。

やったー!


という訳で出来ればエロ漫画の単行本を早く出して欲しい次第であります!
可能ならばDMM電子書籍を紙書籍と同日発売でお願いします!!!

エロ漫画は電子書籍に限る 〜DMMとKomifloのどちらを選べば良いのか問題〜

エロ漫画、読んでますか?
私は毎日読んでます。
12月だけでDMM電子書籍エロ漫画に9000円弱使ってました。
だって、クリスマスも一人だったから…!


そんな私にとって見逃せないニュースが先日報じられました。
エロ漫画読み放題サービス「Komiflo」に野望を聞いたら、未来が楽しみに! - KAI-YOU.net



ほほう… 月額980円でエロ漫画雑誌読み放題サービスですか…
という訳で早速Komifloに登録して雪で閉じ込められたことを幸いに半日読み耽ってました。


現在読むことができるエロ漫画雑誌は快楽天」「快楽天BEAST」「失楽天」「X-EROS」の4誌なんですが、私は「失楽天」以外購読しているので読むモノがあんまりないかと思ったのですが、Komifloだと紙の発売直後から読めるお陰でまだDMM電子書籍で販売されていない「快楽天BEAST」「X-EROS」最新号が読めるのが大きかったです。


一昨年まではエロ漫画雑誌を紙で買って、断裁&PDF保存してたんですが今ではDMM電子書籍でエロ漫画を読んでいる私としてはDMMとKomifloのどちらを選べば良いのか悩ましいところです。
という訳でその辺のことをつらつらと書いてみます。

そもそも何故電子書籍なのか

漫画の中でもエロ漫画は特に電子書籍向きだと思っているので、その理由を挙げたいと思います。

片手がフリーになる
これは大きいです。スマホタブレットだと寝転がれるので更にgood!
読むのに光源が不要
暗い部屋の中、布団の中でも大丈夫!
持ち運べる
トイレで済ます必要がある妻帯者も安心!
蔵書スペースが不要
エロ漫画に限りませんが、エロ漫画は特に嵩張るサイズなので特に。
試し読みが出来る
とらのあなとか専門書店だと試し読みできるけど、普通の書店だとできないのでこれは嬉しい。


DMM電子書籍未体験の方は取りあえず試しに読んでみることをお勧めします。
DMMポイント・極

クリムゾン先生の一般向け販促漫画が0円なのでどうぞ。

DMM電子書籍 vs Komiflo

エロ漫画系電子書籍だとDLsiteもありますが、最近はDMM電子書籍の方が圧倒的に強いです。という訳でDMM電子書籍と比べてみます。

価格
Komiflo優勢。読む量によりますが、月額980円のKomifloの方がオトクな事が多いです。
発売時期
Komiflo優勢。Komifloは基本紙書籍発売と同時。DMMはX-EROSが一ヶ月遅れでそれ以外は一週間弱遅れます。
ラインナップ
DMM優勢。LOから快楽天まで。単行本も新旧取り揃えるDMMは強いです。Komifloは今後に期待ですね。
バックナンバー
DMM優勢。Komifloは現状8ヶ月。DMMは雑誌も2年以上前まで取り揃えています。
スマホ対応
DMM優勢。Komifloはブラウザ依存なので対応してはいますが、DMMはアプリなので一度ダウンロードすれば読み込みに悩まされることはないです。
ビューア
引き分け。DMMアプリは出版社側の都合で目次が付いたり付かなかったり。Komifloは読み込みの問題はありますがその他に問題は特にないです。
会員登録のハードル
DMM圧勝。だってみんな艦これでDMMのID取ってるでしょ?(偏見


ちなみにDMM電子書籍ではエロ漫画のセールが毎週ラインナップを変えて開催されるし、年末とか特別なイベントだと1000冊以上揃えられたり、人気作品も容赦なくセールに組み込まれます。
そして事前にお気に入りに登録していた作品がセールになったらこのようにお知らせしてくれるのでとてもお得だったりします。

結局どうすれば良いのか?

  • 適当に抜き目的でエロ漫画を読む人
  • LO等マニアックな性癖の人
    • DMM一択
  • 特定の作家のファン
    • DMM。もしくはあえての紙書籍。*1


私はKomifloに登録したけど、DMMも使うでしょう。
というか一ヶ月様子見てDMMに戻りそうな予感がしますね…
何しろ私が好きな作家さんとか、3年以上単行本が出てないから雑誌のバックナンバーで集めるしかないわけですよ…
Dモーニングやジャンプ+みたいに購読開始月から購入した雑誌はいつでも全て読めるとかなら気兼ねなく併用するんですけどね。

*1:ショップ特典とかあることが多い

「このライトノベルがすごい! 2017」に協力者として参加してました。

このライトノベルがすごい! 2017


今更ですが参加してました。
今年は文庫とノベルで別れたので選びやすかったです。
このラノでは協力者が何を選んだのかわからないので、今年もここで公表しておきます。

文庫部門

1.りゅうおうのおしごと!
[まとめ買い] りゅうおうのおしごと!(GA文庫)



2.とある飛空士への誓約
とある飛空士への誓約9 (ガガガ文庫)


3.エロマンガ先生
[まとめ買い] エロマンガ先生(電撃文庫)


4.キミもまた、偽恋だとしても。
[まとめ買い] キミもまた、偽恋(オタク)だとしても。(オーバーラップ文庫)


5.ウロボロスレコード
ウロボロス・レコード1 (ヒーロー文庫)

単行本・ノベルス部門

1.本好きの下剋上〜司書になるためには手段を選んでいられません〜
[まとめ買い] 本好きの下剋上



2.普通のおっさんだけど、神さまからもらった能力で異世界を旅してくる。疲れたら転移魔法で自宅に帰る。
[まとめ買い] 普通のおっさんだけど、神さまからもらった能力で異世界を旅してくる。疲れたら転移魔法で自宅に帰る。(HJ NOVELS)


3.異世界から帰ったら江戸なのである
異世界から帰ったら江戸なのである 第壱巻<異世界から帰ったら江戸なのである>


4.火輪を抱いた少女
火輪を抱いた少女I 晴れのち地獄<火輪を抱いた少女>


5.第七異世界のラダッシュ
第七異世界のラダッシュ村 (星海社FICTIONS)


りゅうおうのおしごと!」が1位だったのは既報の通りだしとても順当だと思うのですが、2位とダブルスコア近くのポイントを得たのには驚きました。
でもまぁ、正直「これ以外ないだろう」というくらいの面白さだったので納得ではあるんですよね。
これを機に読み始める人がいてくれたら良いなぁ。

本好きの下剋上」が全体の5位だったのは頑張ってる方かなぁ、と思います。
どうしても「オーバーロード」のようにアニメ化されたものは強いですからね。
TOブックスには頑張って「本好きの下剋上」もアニメ化して欲しいものです。
長さ的に難しいと思うけど、Landleaallがアニメ化するくらいだからワンチャンあるかも?

それぞれの1位以外の作品も個人の好みと「ラノベに興味があるけどメジャーどころしか読んだことない人」「新規作品を開拓したい人」という勝手に想定したこのラノ読者層へオススメしたい作品の中間で選びました。
異世界から帰ったら江戸なのである」とかは超個人的な好みですけどね。(笑


私のこの一年の変化ですが、年間ラノベ読書数は100冊前後と相変わらずですがKindle比率は年々高まっています。
今でも紙で買っている作品としては…


と、こんな感じですね。
ただ、既に紙で所持している作品を売却してKindle版を買うとかはするつもりはないです。
Kindleの方が持ち運びに便利とか利点はあるんですけどね。
年末年始はかなり時間の有効活用が出来ましたし。
出版各社には頑張って欲しいものです。
特に電撃文庫

Fate/Grand orderと私

スマホでフェイト!|Fate/Grand Order 公式サイト

TYPE-MOONと私

月姫からプレイしているため古参ぶることもある私ですが、Fate/EXTRAとか途中で止まってたりしてるので型月厨度はそれほどでもなかったりします。
というかFateシリーズだけで色々出過ぎだと思うんですよね!
カーニバル・ファンタズム」とか「プリズマ☆イリヤ」とかは守備範囲内なんだけど、
Fate/Strange Fake」とか「Fate/Apocrypha」あたりは未読なんだよなぁ…
それでも楽しめるのがFGOなんですけどね。


問題はFGOで忙しすぎてそれら未経験の作品にポロロッカする時間が取れないということかな…

ソシャゲとしてのFGO

サービス開始から数ヶ月はソシャゲとして間違いなく落第点でした。
バトルで宝具を使えばフリーズ、ガチャ回した瞬間に再起動、宝具のアイコン誤表示、イベント開催直後の鯖落ち等々、不具合のオンパレード。
これがFateという超有望コンテンツでなければ開始一ヶ月でサービスが終わってたと思います。


でもサーバーを移行してから、特に2016年に入ってからはかなりマシになったと思います。
でもマシになったせいで”イベントが始まったら緊急メンテが入って詫び石で10連ガチャ”という定番の流れがなくなったのは残念かな…!
まぁ、それはソシャゲとしてどうなんだろうという気がしないでもないですが。(笑

ノベルゲーとしてのFGO

全てのシナリオを奈須きのこさんが書いているわけではないのですが、それでもメチャクチャ面白いです。
何しろ東出祐一郎さんや星空めておさんといったTYPE-MOONを熟知している作家さんが参加されてますからね。
Fateシリーズ好きなら垂涎のシナリオ群と言えましょう。
メインシナリオだけでなく、イベント個別シナリオも多く、それらも面白いものが多いです。
6章とかラノベ2冊分くらいのボリュームだったけど、それを忘れるくらいに読みふけったからなぁ…

ゲームとしてのFGO

SSRとSRを集めてレベルを上げて相性を考えれば割りと何とかなります。
でも☆1のサーヴァントだけでも相性とスキル構成を考えれば高難易度バトルもクリアできるんですよね。

ここ最近の高難易度バトルは良い意味で難しくて楽しいです。
初期はあまりにも単調すぎてかなり辛かったものですが、最近はスキル向上クエストも増えてきて良いバランスになってきたと思います。
まぁ、自分かフレンドにSSR孔明がいるかどうかで難易度はかなり変わってくるので持ってない人は大変だと思いますが…
劣化孔明スペックのSRサーヴァントがイベントに出れば無課金勢も楽になるかも…?


グラフィックとBGMと演出に関しては特に文句はありません。
というかこれらに関しては素晴らしいと言えると思えます。
まぁ、グラフィックが豪華すぎて充電しながらでもバッテリーをみるみる消費していくのは中々にエグいですね。
でもマタ・ハリのおっぱいが揺れる演出はたとえバッテリーが多少減ろうとも見ていたいです。(キリッ

チャゲーとしてのFGO

クソです。
SSRが1%という時点でお察しです。
しかも10連で確定するのがRのサーヴァントとかね。
SRが出るにしてもサーヴァントだけでなく礼装も含むという渋さ。
1万円があっという間にゴミになるのを見ると心が折られますね!
そもそもサーヴァントと礼装がごちゃ混ぜになったガチャという時点で地雷臭を察せられると思います。


これをドラクエ3で例えると、ルイーダの酒場で仲間を募集したら遊び人と商人と聖なるナイフと薬草が出てきた、といった具合です。
賢者? そんな職業は1%の確率で出るらしいけど基本的に出ないよ?


ガチャを回す聖晶石はゲームを進めて手にいれるよりもイベントの緊急メンテで配られる侘び石の方が多い気がします…
最近はウィークリークエストで聖晶片がもらえたりできるようになったので多少は回せるとは思いますが、SSR出現率考えるとガチャはやはり課金前提かなぁ…
グラブルにおけるサプチケに該当するのは年に一回あるかどうかくらいなので期待しない方が良いです、ハイ。

ネトゲとしてのFGO


フレンドから一人借りてクエストを進めるのが基本です。
プレイし始めたばかりの頃はフレンド依存率は高いです
でも、成長しきると高難易度クエスト以外は特にありがたみはないかなー…
普段のデイリークエストだと上がりづらい絆ポイントを上げるための礼装持ちを重宝するくらいかも。
あと、イベントだとドロップ率アップ礼装を限凸しているフレンドとか嬉しいですね!
ただ、フレンドとの交流もゲーム内では基本的に出来ないのでネトゲ要素は薄いです。


でも、ここ最近は全プレイヤー参加型のイベントが行われたり、次の七章の最終決戦も似たようなことになるみたいですね。
そういった意味ではネトゲ要素は少しずつ強くなってきている気がします。

まとめ

ソシャゲとしては最近はかなり面白くなってきたけど、Fateというコンテンツじゃなかったら開始1ヶ月もたなかったな、というのが正直な感想です。
でも、そんな初期のイメージを払拭できるほどに最近は面白いんですよね!
キャラ良し、シナリオ良し、グラフィック良し、音楽良し、演出良し、とね!


しかしFateコンテンツを成り立たせる肝心のサーヴァントはガチャが渋くて中々揃えられません…
ノベル部分でキャラの魅力を最高に引き出しておきながら、欲しかったら課金しまくってガチャ回して当てろとかそりゃないぜベイビー…


ただ、イベントで手に入るサーヴァントは優秀なのが多いので無課金勢でもゲームとしては必要最低限は楽しめると思います。
ちなみに私の今までの課金額は1年ちょいで50kくらいです。
うん、微課金微課金!

アイドルマスターシンデレラガールズ スターライトステージ(デレステ)と私


アイドルマスター シンデレラガールズ スターライトステージ(デレステ) | バンダイナムコエンターテインメント公式サイト

はじめに

ここ一年ほどこのはてな支店の更新頻度が極端に減っているのはソシャゲで忙しかいからです。(現在進行形
今現在もプレイ時間は中々減らないのですが、多少は落ち着いてきたので久しぶりにボチボチと更新していきたいと思います。

アイマスと私

アケマス開始当初に友人連中がハマっていたので付き合いで隣でプレイしてたのを見たりしながらも自分でプレイすることはしませんでした。
理由は「湯水のごとく時間と金を使いまくってる友人にドン引きした」ってのが大きいですね。
私も始めたら同じ事しそうだったので、まだ車のローンが残って当時は手を出せなかったのです。


とはいえその友人や各種メディアミックスや同人誌で次々と知識を吸収し、
しかしそれ故に偏った知識なため一部間違った認識を持ったままだった頃もありました…

モバマス実録まんがで・85 冬コミ7 未プレイ by ごがつ on pixiv


TVアニメ放映のお陰でしっかりとイメージが作られはしたけれど、
頑なにゲームだけはやらずにいたんですがついにデレステで手を出してしまいました。
キッカケは某同人作家さんが招待コードで特典ゲットしたいというツイートがあったので、まぁ、インストールするだけならって感じだったんですが…
音ゲーという「何をすれば良いのか解りやすい」ジャンルだったのでプレイしてしまい、あっという間にハマってしまい1年経ってしまいました。
こうなることが判ってたから今までプレイしなかったというのに…!

ソシャゲとしてのデレステ

デレステを始めるまでスマホ用ソシャゲはFGOしかやってなかったので、
「バグで途中で止まらない!」
「ガチャが結構な頻度で回せる!」
「イベントでサーバーが落ちない!」

という当たり前といえば当たり前のことに驚きましたが、後にデレステが普通だと気付きました。
うん、FGOはどう考えてもおかしかったよね…*1

ギャルゲーとしてのデレステ

ストーリーが進むと曲が増え、音ゲーをクリアしてレベルが上がるとストーリーが進むという仕組みが上手いですね。
ギャルゲーとしてはオーソドックスな立ち絵+背景+音声という構成ながら、キャラが立っているので普通に面白いです。
それに一話あたりの時間が短いのも手軽に楽しめるスマホゲーらしくてプレイしやすいです。


また、イベント毎のストーリーもあるため、継続してプレイしている人にだけ楽しめるというのも上手いです。
デレステというギャルゲーが好きなら必然的に毎日プレイせざるを得ないとか上手い仕組みだよなぁ、と思います。

音ゲーとしてのデレステ

スマホゲーなのに3Dモデリングがグリグリ動くとかスゴすぎる…!
また、低スペックスマホ用に2D軽量モードも搭載しているのが上手いですよね。
3Dのダンスを楽しみたい人はMASTERをクリアしてMVを愉しめば良いという選択肢があるのが良いです。


難易度的にはヌルゲーマー的には丁度良い感じでしょうか。

PROまではサクサクできるんだけどMASTERはちょっと厳しいから何度もチャレンジしちゃう難しさ。
とはいえPROとMASTERで難易度が大きく変わりすぎな気もしますが…
もうちょっとやさしくしてくれても良いのよ?
ガチ向けにイベントで更なる難易度を求める人にはMASTER+があるのも上手いと思います。

チャゲーとしてのデレステ

SSR全然出ないっすわー


フレンドポイントのガチャでもSRはたまに出るんだけど、プラチナガチャでもSSR全然出ないですね。
ここらへんはリアルラックが関係してくるので一概には言えないんですけども。
一応アイドルはガチャ以外でも音ゲーをプレイしたら出たり、イベントで手に入ったりしますがSSRは出ないんですよね。
SSR居なくても音ゲーとして楽しめるんですが、やっぱり個別衣装を着たアイドルが踊る姿を見たいじゃないですか。
まぁ、プラチナガチャはSR一枚確定なのでまだやさしい方だと思います。
FGOではRが確定なだけだからなぁ…
でもSSRが1.5%って世間的にはかなり渋いみたいですね。

一応、先日スカウトチケット*2が有償ジュエルで買えたことで何とかなった人も多いとは思うのですが、限定アイドルはスカウトチケットでも手に入らないあたり、流石は営利企業が作ったゲームだなぁ、と痛感しましたね。(笑


ちなみに私の現時点での総課金額は約15kと微課金です。
月額2000円弱のネトゲをやっている感覚で払ってます。

ネトゲとしてのデレステ


通常楽曲プレイではフレンドから多少サポートをしてもらう程度なんですが、月に2〜3回ほどあるイベントではその種類によってネトゲとしての色が濃くなります。
協力バトルのような「誰かと一緒にプレイ」することでミッションをクリアをする一体感を感じられる協力プレイ。
また、他のイベントのように他人とポイントを競い合う競争プレイ。
音ゲーというジャンルでありながらもネトゲ的な面白さを見せてくれることによって、自分の手持ちのカードの組み合わせを考えたりする楽しさも生まれているのが上手いと思います。
モバマスの事務所というシステムがないみたいなので連帯感は薄いかもですが、これくらいの距離感の方が良いかなー

まとめ

配信が始まって1年以上経ちますが毎日プレイするくらいに楽しんでます。
ちょっと飽きが入ってきたかなー、と思った頃にミッションが始まって毎日プレイするモチベーションが上がったりするあたり運営はわかってるなぁ、と思います。
他にも細かい修正や追加要素が随時入ってくるあたり本当によく出来たゲームだと思いますよ。


しかしソシャゲは暇つぶしのためにやるものだと思ってたんですが、今ではイベント中はAP管理前提で一日のスケジュールを決めたりと我ながらどうかと思います。
くそぅ、最大APがFGOみたいに120越えだとゆっくり睡眠が取れるのに…

*1:2016になってからはかなり改善されてきましたが

*2:グラブルにおけるサプチケ

Kindleまとめ買いセール品 オススメメモ

10/27までなので自分で買いたいのとオススメ作家さんとかのメモ。

4コマ漫画


今見ると絵柄の変遷が凄い。


ゆのっちの表情も1巻と最近ではかなり変わってるなぁ。


一世を風靡した「けいおん!」もお買い得に。


結構好きなんですよね、こいずみまり作品って…


アニメ放映終わったばかりなのにセールとは豪気な…



へーべーさん、新作はまだですかいのー


由さん、新作はまだですかいのー


現在絶賛連載中なので、買うなら今!


アニメの続きが読める! チエちゃんに癒されるなら今!

好きな作家

度重なる引っ越しで行方不明になったのでこの際買い直すのもありか…


続編のグランサーのラスボスの正体は衝撃だったなぁ。


短いけど、最後の種明かしには驚かされた。


Landreaallはマジで名作ですよ!


高田慎一郎作品の中でも、物語の完成度はかなり高いんですよね。


高田慎一郎作品といえば空、というのを体現したかのような作品。


ククルカンは高田慎一郎作品の中でも屈指の主人公好感度が高い。というか横島忠夫度が高い。

その他いろいろ


ともちさんのラブコメって名作が多いので、古いけどオススメ。


このたび完結したのでこの機会に揃えるのもアリかなー


最高に初々しいラブコメ


ラストは賛否が分かれるけど、個人的には良い終わり方だったと思います。